『あまり虐めると本気で泣くぞ~』
「ごめんごめん~
じゃあ傍に行ってあげるから☆」
長野のミカはMasiiの横にピタッとくっつき腕を絡めてきた。
ちょうどよい肉付きの胸がMasiiの腕に当たり、疼くような感覚を覚えていた。
Masiiの病気が発動
(か、かわいい。。。)
Masiiは非常に単純で、胸が当たったり見えたりするだけでその子のことを好きになってしまう病だった。
『なんだよ〜
む、胸を押し付けるなよ〜。』
「いいじゃん♡ ダメなの?」
『だ、ダメじゃないけど〜
す、好きになってまう。』
「キャハ☆
Masiiくん可愛いところあるねぇ!笑」
『バカにしただろー💢』
「バカにしてないよ。本当に可愛いって思ったのに〜
素直じゃないなぁ。そういうところ嫌い。」
『えっ!?
ごめん。素直になるから〜。』
「キャハハ☆
やっぱりかわいい」
『じゃあ、チューしてもいい?』
「えっ!? したいの?
Masiiくんだったらいいよ♡」
『じゃあする〜♡』
Masiiは長野のミカに顔を近づけた。
長野のミカは目を瞑る。
お互いの唇が触れ合ったと思った瞬間、長野のミカが口を少し開き舌でMasiiの唇を舐めだした。
Masiiも唇を開き舌を出し、長野のミカの舌と絡ませ舐めまわした。
すると、長野のミカから吐息が漏れモゾモゾと動き出した。
じっとしていられない長野のミカ
『どうしてモゾモゾするの?』
「・・・チューが好きで、チューで感じちゃうんだもん。」
『もっとしたい?』
「うん。。。」
Masiiと長野のミカは、唇を軽く噛んだり舌を絡ませ舐め合い、時間が経つのも忘れキスをした。
「ね〜、Masiiくん」
『ん? どうしたの?』
「お酒飲もうよ」
二人は買ってきたものをテーブルに置いたままひたすらキスをしていた。
『そうだね!
せっかく買ったし飲もう☆』
一時、休戦となった。
激しい戦いは、しばらくして始まるのだった。
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