女神とのやりとりはホント楽しく、メールの時点で好きになってしまっていた。
『あ〜、早く会いたい、早く会いたい、早くモミたい☆、早くヤリたい♡』
Masiiの中でいつの間にかこの女神への妄想が膨らんでいった。
『きっと、大きな家に住んでいて純白のドレスが似合う色白で細身だろうなぁ〜』
『おっぱいはDカポーくらいで照れ屋ででも夜は激しくて♡』
などと、自分の願望のままに妄想を膨らませていた。
ハッピーメールなど出会い系サイトで『会いたい』というタイミングは初心者にとっては難しく、当時のMasiiにとってもそれは一緒で、ポイントを消費しながらタイミングをうかがっていた。
そんな時、メールで女神が囁いた。
女神「こちらへおいで〜おぼっちゃん♡」
というのはMasiiの妄想からの空耳であって、実際は…
女神「お会いしませんか?会ってお話ししたいです」
な、なんと、女神が会おうとおっしゃってるではないでしょうか!?
会って平気なのだろうか…
見た目で幻滅されたらどうしよう…
でも案外そのままいい流れでホテルへなんてことも♡
妄想は止まらず、ただ返信はしないといけない。
しかし美人局に遭うリスクもある。
【美人局(つつもたせ)とは】
夫婦が共謀し行う恐喝または詐欺行為である。
妻が「かも」になる男性を誘って姦通し、行為の最中または終わった瞬間に夫が現れて、妻を犯したことに因縁をつけ、法外な金銭を脅し取ることである。
また、妻でなく、他の女で同等行為に至った場合でも類推される。
wikipedia
恐怖はあるが女性を待たせてはいけない。
やはりここは男をみせて会ってやろうではないか!
(なぜか上から目線の思考)
『ぜひお会いしたいです☆僕もお会いしたいって思ってたんですけど、勇気がなくて』
(結果はもちろん下手でいきます)
よし!
ここはもう一押しいってみよう!
『もしよかったら電話でお話ししませんか?話が合いますし声も聞いてみたいです☆』
ここは勇気を振り絞り、電話番号を聞き出す作戦に出てみる。
するとすぐに返信が来て、
女神「無理です…。」
えっ!?
ここはオーケーの流れじゃないんかい!!(^_^;)
積極的に来てくれたからイケるかと思いきや完全なる拒否とは。
しかし、ここは冷静に、
『そ、そ、そうですよね。いきなりは緊張しますし、個人情報ですからね。』
『会ってからにしましょうか』
女神「そうしていただけると助かります。」
会いたいからの電話拒否で動揺しかけたが、なんとか平静を保ち無難に返信をした。
『とりあえず会うことは決まったが、なんか変なスイッチがある人なのかなぁ』
『またスイッチを押さないように気をつけないと』
徐々になにかあると感じ始めるMasiiだった。
女神と出会ったサイト
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