その後やり取りは順調に進み、女神が住んでいる狛江で会うことになった。
女神は人混みが苦手で都内に来るのは億劫ということで、Masiiが狛江まで出向くことになった。
ただ、彼女も言っていたが狛江駅前には大した施設がなく、散歩やお茶くらいしか出来ないらしいので、まずは昼間にお茶してお話ということでアポを取った。
(狛江市の皆さん、悪口じゃないですよ〜(^◇^;)
女神は親戚が運営している電気関連の工場で勤務しているらしく、ゆったり働くことが出来るが拘束時間は長いらしく悩みなどを話したいと言っていた。
『なんでも聞く聞く〜☆』
『泣くなら俺の胸の中で〜☆』
『俺の願いも聞いてくれるかなぁ〜♡』
どんどんとMasiiの胸は膨らむ☆
そして…
ついに女神と会う日が訪れた。
この日は出会い系で初めてマッチングした相手と会う日であり、Masiiにとってトラウマになる日となるのであった。
なんだかんだで約束をしてから1週間が経っていた。
緊張しまくりでご飯も喉を通らない。
ヒゲを剃り忘れそうになったり、歯磨き粉と間違えて洗顔をつけそうになったり、さっき履いたばかりのパンツを間違えて洗濯機に入れたりとドギマギしていた。
そんな時、女神からのメールが。
女神「今日はよろしくおねがいいたします。」
「ハッピーメールで会うのも初心者なのでお手柔らかに。」
おぉぉ!
相変わらず丁寧なメールじゃないか!
こっちは出会い系童貞で筆下ろしして欲しいぜ~♡
『こちらこそよろしくお願いします!』
『そんなお手柔らかになんて格闘技するんじゃないんですから〜笑』
『きっといい出会いになりますよ!ちなみに、いままでサイトで会ったことあるんですか?』
女神「一度だけあります。」
「お相手が急に仕事が入ってしまったらしく30分もしないうちに帰られてしまったんです…。」
「それっきりお会いしたことはないですね」
えっ!?
そんな不届きものがいるのか!!
こんな幼気な女性との約束を差し置いて仕事を優先だなんて。
考えられんやつもいるもんだなo(`ω´ )o
『そんなことがあったんですね。』
『僕は絶対にそんなことはしませんから!楽しくお話ししましょう☆』
ということで、早速狛江駅へ旅立つ。
当時の僕は江戸川区に住んでいたのだが、江戸川区からは1時間ちょいで着くらしく、早めに出てのんびり向かうことにした。
道のりは長く感じ、ドキドキは止まらなかった。
(”ドキドキは止まらない”ってどこぞのアイドルのファーストシングルか!笑)
女神と出会ったサイト↓
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